MENU

工務店イベントの集客を成功させるポイント|集客のメリットやイベント情報掲載方法についても紹介

工務店のイベント開催は集客をする上で重要です。家づくりを希望するお客様にとっても、住宅情報をダイレクトに知ることができるチャンスでもあります。この記事では、工務店のイベントのメリット、集客を成功させるポイントについてご紹介します。

目次

工務店イベントって何?

工務店イベントって何?

工務店イベントとは、住宅展示場などで、地域密着型で行う集客方法です。お客様と直接コミュニケーションができる場であるため、インターネットで伝える情報よりも深くサービスを知ってもらえます。実際に見聞きする情報により、見込み客の形成ができるのも魅力。自社に興味を持つお客様にも、リアルにアプローチできるのも良い点です。イベントを開催することは、集客をしたい工務店にとって、大切なマーケティング手法といえます。

工務店イベントの役割とはどのようなものなのでしょうか。大きく分けて三つの役割が考えられます。

地域の方への認知度アップ

工務店のイベントは、定期的に行うことで、地域のお客様への認知度がアップします。集客はもちろんですが、お客様に「よくイベントをやっている会社」と思ってもらえることで、認知度が高まります。新築住宅を検討しているお客様だけではなく、将来家づくりをする可能性のある潜在顧客への認知が高まるのです。

お客様に信頼してもらえる

お客様に寄り添った楽しいイベントを開催している工務店というだけで、親しみのある企業だと認知されます。イベントに多くのお客様が集まっているようであれば、地域を大切にする会社として信頼してもらえるのです。工務店の良いイメージづくりもイベントの役割です。

見積もり依頼がある場合も

リアルにお客様とコミュニケーションが取れるイベントは、住まいを具体的に検討してもらい、見積もり依頼がもらえる可能性もあります。イベントであれば、お客様が直接工務店に出向くよりも、気軽に行けるのも良い点です。

工務店イベントのメリット

工務店イベントのメリット

工務店イベントを開催するとどのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは工務店イベントのメリットをご解説していきます。

お客様に自社の商品に直接触れてもらえる

工務店のイベントの最大のメリットは、お客様に自社の商品に直接触れてもらえることです。インターネットやチラシでは、伝えきれない商品のよさを体験していただける絶好の機会でもあります。

顧客と直接アプローチできる

工務店イベントは、工務店スタッフと顧客が直接アプローチできるので、人となりを理解し安心してもらえます。住宅は、一生の中で大きな買い物です。はじめて経験する顧客に「この工務店のスタッフならおまかせできる」と思ってもらえるチャンスでもあります。工務店イベントは、顧客と直接アプローチできるのもメリットです。

インパクトに残る

イベントでお客様に、直接商品に触れてもらうことは、チラシや広告に比べ格段にインパクトに残りやすいのもメリット。記憶にも残りやすいです。すぐに契約に繋がらなくても、顧客の潜在意識にはあるので、次の問い合わせに繋がる可能性が高いです。

親しみを持ってもらえる

工務店のイベントは単に住宅の紹介だけではなく、親子で訪れたり、地域に密着したりと多くの方に楽しんでいただけます。そのため、企業として親しみを持ってもらえるチャンスでもあります。

新規顧客にアプローチするイベント

新規顧客にアプローチするイベント

工務店のイベントはさまざまなメリットがあることがわかりました。工務店のイベントにはどのような種類があるのか、まずは新規顧客にアプローチするイベントから具体的にご紹介していきます。

モデルハウス見学会

自社のモデルハウス見学会は、工務店イベントの中でも最も基本となるものです。完成した住宅やモデルハウスに、お客様が見学に来られるイベントになります。見学会に来場するお客様は、すでに購買意欲が高まっています。そのため、自社の商品の特徴や売りはもちろん、競合他社との差別化をはかれるポイントを、お客様に伝える必要があるのです。モデルハウス見学会は、お客様が新築住宅を建てた後にどのような暮らしができるのかを想像できます。

子供向けワークショップ

お子様がいるファミリー層を集客するには、子供向けワークショップがおすすめ。工作教室や家具づくりなど工務店ならではの木工系の教室を開催するのも良いですよ。子供向けワークショップは春休みや夏休みなど、長期休暇に開催するのがおすすめ。親子で楽しめるワークショップで、ファミリー層を集めましょう。

地域のイベント

地域のイベントやお祭りを開催するのも新規顧客を取り込むチャンスです。新規顧客はもちろん、さまざまな方に潜在顧客になってもらえるチャンスがあります。地域のイベント出店の場合は、住宅を売り込むというよりも、来場者に楽しんでもらい、企業を知ってもらえるような工夫をしましょう。ノベルティやくじ引き、マルシェなどもおすすめ。新規顧客とのコミュニケーションで、住宅購入ニーズがあったときに相談してもらえる関係を築くと良いでしょう。

土地探しやリノベーションツアー

「新築住宅を建てたいけれど、土地がまだ存在しない」「リノベーションをする住宅を見つけていない」という顧客に対して、土地探しやリノベーションツアーを開催します。お客様の希望の土地や中古住宅を紹介することで、住宅購入へ繋がります。土地探しやリノベーションツアーは、不動産会社などの協力も必要です。あらかじめ連携できる企業を探しておきましょう。

オンライン見学会

オンライン見学会は、新規顧客に気軽に参加していただけるイベントです。コロナ禍で外出を控えることが増えた時期の影響もあり、オンラインの開催が一般化してきています。時間がなかったり遠方に住んでいたりと、実際にモデルハウスに出向くことが出来ない人も参加できるのが魅力。オンライン見学会は、手軽にできるInstagramやYouTubeのライブにて、開催するのがおすすめ。スマートフォンのカメラで住宅を撮影しながら、お客様は見たい住宅の部分をコメントでリクエストすることもできます。

成約率をアップするイベント

成約率をアップするイベント

モデルハウス見学会や地域イベントは新規顧客の集客をしやすいイベントですが、成約率を上げるためのイベントはそこからさらに一歩踏み込んだ内容です。中には、住まいの勉強会のように、わからない点や不安な点を聞きたい潜在顧客の集客にも有効なイベントもあります。

住まいの勉強会

住まいの勉強会やセミナーは成約率をアップする上で大切なイベントです。工務店の店、モデルハウス、公民館や貸会議室などで開催されます。テーマとしては下記の勉強会の人気が高いです。

  • 住宅購入初心者の勉強会
  • 土地探し勉強会
  • マイホームづくりのコツ
  • 住宅ローン
  • 間取り
  • 省エネ住宅

住宅を建てるにあたって不安がある顧客にとって、勉強会は有効です。家を建てたいけれど、どのように住宅のプランニングをしてよいのかわからないというお客様にもおすすめ。住まいの勉強会は、幅広い顧客のニーズに対応できるので、積極的に取り入れましょう。

オンライン勉強会

実際に会場に行かなくても受けられる、オンライン勉強会もあります。リモートワークでもユーザーが増えた、Zoomなどを使って開催するのがおすすめ。オンライン勉強会は事前予約にするのが一般的です。申し込みいただいたお客様には、勉強会までに資料をお送りしコミュニケーションを取っておくと良いですよ。

宿泊体験

宿泊体験は、お客様にモデルハウスで宿泊してもらうこと。リアルな体験をしてもらえるイベントです。実際に工務店の住宅で寝泊まりすることで、ホームページの施工の事例だけではわからない、住宅の心地よさや快適性が伝わり、建築した後の生活を想像しやすくなります。宿泊体験は、購入を迷っているお客様の背中を後押しするという意味でもおすすめのイベントです。

リフォーム相談会

中古住宅を購入して、リフォームやリノベーションをしたいお客様に向けて、相談会を開くイベントもあります。リフォームやリノベーションと一言でいっても、内容は多岐にわたります。高齢化によるバリアフリーへのリフォーム、水回りのリフォーム、造作家具設置のリフォームなどあらゆるニーズがあるはずです。実際に相談会を行うことで、顧客の相談に親身にアドバイスができるので、信頼性にも繫がります。

リフォーム相談会は、オンラインで行うことも可能です。お客様は手軽に自宅で参加できるのでポイントです。ただし、資料を渡すことが困難なので、書類をダウンロードしてもらうか、相談予約をされた時点で送付するなど考える必要があります。

工務店イベントで集客を成功させるポイント

工務店イベントで集客を成功させるポイント

工務店イベントにはさまざまな手法があることがわかりました。イベントを成功させるには、ポイントを抑えることが大切です。ここからは、工務店イベントで集客を成功させるポイントを解説します。

イベントの年間スケジュールを立てる

工務店イベントは、開催するまでに資料を揃えたり、開催場所を決めたりなど準備期間が必要です。スケジュールを立てずにイベントの計画を立てると、告知期間が短くなり、思うように集客ができなくなることも。イベントは、年間スケジュールを立てると、準備がスムーズになります。準備期間、告知期間、開催期間と余裕のあるスケジュールを組みましょう。

見込み客に定期的に案内する

せっかく新規顧客を獲得できたとしても、そのままにしておくのではなく、アフターフォローや新着情報の定期的な案内することで接触頻度を保つことができます。見込み客とコミュニケーションを取るのにおすすめなのが、メルマガやDMです。また定期的にイベント案内をし、来てもらうことで見込み客と直接コミュニケーションを取ることが大切。

イベントは、新規顧客獲得だけにこだわらず、見込み客との接触をする場として計画するようにしましょう。その際に、見込み客との接触回数の確認や好評だったイベント、アンケート結果などを分析します。顧客のニーズを探り次のイベントに活かすように施策してください。

イベントの目玉を作る

工務店イベントを開催するのであれば、目玉コンテンツを作ることも大切です。抽選会やワークショップ、似顔絵や写真撮影、金魚すくいなどの縁日と大人も子供も楽しめるコンテンツを考えてみましょう。ファミリー層向けには、クイズやビンゴ大会もおすすめ。商品を売り込むだけではなく、お客様に笑顔になってもらえるイベントにしましょう。

ホームページやSNSでも告知をする

工務店イベントは、チラシだけではなくホームページやSNSでも積極的に告知しましょう。住宅を検討中のお客様は、SNSの情報にアンテナを張っている方も多いです。また、チラシを見た人が、ホームページやSNSをチェックする場合もあります。ホームページ、SNS両方でイベント情報を確実に掲載するようにしてください。また、開催したイベントの写真は、今後のPRにも活用できます。そのため、画像の使用については許諾を取るようにしておきましょう。

これからの工務店に求められるイベント|まとめ

これからの工務店に求められるイベント|まとめ

工務店のイベントは、お客様と直接コミュニケーションが取れる重要な集客施策です。時代や業界の動きによって、お客様から求められる内容には変化があります。そのため、顧客のニーズを把握しながら、イベント内容を事業としてブラッシュアップさせていくことも大切です。イベントを開催することで、お客様の声を聞けるはずです。開催後は、分析も欠かさず行い、よりよいイベントを開催できるよう取り組みしていきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次