自社ホームページにブログがあっても、ネタがないとお困りではありませんか?ブログを足掛かりに集客を図りたくても、ネタがないと掲載はできません。この記事では、工務店のブログネタについて、ブログを書くメリットや書き方のポイントを交えながら解説します。
工務店がブログ・コラムを書くメリット

時間をかけて、工務店が自社サイトでブログやコラム記事を執筆するメリットは、複数あります。メリットを把握し、ホームページの重要性を知りましょう。
顧客との接点
工務店ブログは、インターネットを介して見込み客と出会える要素として、極めて大切です。見込み客は検索する際、関心があるキーワード、例えば「住宅 費用」など入力します。ホームページで、このキーワードを使ったブログを掲載しており、見込み客がアクセスしたら、接点の第一歩です。
集客目的のWebマーケティング
集客を目的にするWebマーケティングとしても、工務店のブログは機能します。ブログを入口に、費用や施工実例を紹介し、見込み客の関心を高め、来社や見学会への参加へつなげられるからです。ブログさえあれば、規模が小さい工務店であっても、費用をかけずに集客対策を行えます。
ホームページへのアクセスUPとブランディング
名前を知らない工務店のサイトは、検索されずアクセス数は上昇しません。しかし、ブログにアクセスし、サイトを周遊してもらうことで、ホームページ全体のアクセス数を増やせます。また、工務店のブログは、独自の技術など発信し続けると認知度が向上し、ブランディングにも貢献します。
会社の雰囲気を発信と安心感の向上
スタッフ紹介を含めた社内の雰囲気や工事現場の掲載は、見込み客の安心感につながります。大きな買い物を考えている時は、どうしても警戒心が強くなります。この緊張をほどく手段として、人柄が伝わるスタッフ紹介や仕事現場の雰囲気がわかるブログ記事は、非常に有効です。
ホームページに掲載するブログ・コラムの書き方のポイント

工務店のブログやコラム記事を書く際は、事前におさえるポイントが複数あります。集客できるブログ記事作成するには、要点に沿った書き方が重要です。
読み手(=ターゲット)を明確にする
ブログ記事の読み手は具体的にどのような人物か、ターゲット像の明確化が肝心です。どんな人に工務店の存在を知ってもらいたいのか、把握するとも言えます。同じ新築住宅建設でも、夫婦2人で住む前提と、高齢になった親と同居する前提では、ブログのターゲットは、全く異なります。
ターゲットが知りたいことや疑問を解決する
工務店のブログに、何を知りたくてアクセスするのか、どのような疑問をもっているのか、熟慮したうえでブログ記事を作成します。工務店が伝えたいことと、ターゲットが知りたいことは一致しない、というポイントは必ずおさえておきましょう。ブログは、ターゲットのためにある媒体です。
オリジナリティを大切にする
自社でしかできない施工や技術、こだわりなど、工務店オリジナルの内容を織り込んだ情報の発信も重要です。工務店の強みを積極的に発信するとも、言い換えられます。見込み客は、この工務店でしか出会えない情報に魅力を感じ、関心を抱いたり、問い合わせの意欲を強めたりします。
お問い合わせや受注までの導線を確保する
集客の入口がブログなら、出口の準備も必要です。ブログにアクセスしただけで終わるのではなく、お問い合わせフォームのリンクなど、ブログ内に出口までの導線を確保しましょう。お問い合わせリンクが別にあったとしても、導線を作るには、ブログ記事内にもリンクが求められます。
専用ツールで閲覧数を確認する
アクセス回数をはじめ、ターゲットに人気の記事を確認できる専用ツールの導入も、非常に役立ちます。何を求めてアクセスしたか、見込み客の関心を把握できます。無料で設定できる代表的な専用ツールには、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールが挙げられます。
集客に効果的なブログやコラムのネタ6選

ブログでつまずく代表的な例は、ネタです。書くテーマが見つからなくても、記事数が少ないと、意欲がないと訪問者は感じるため、記事数は準備しましょう。
自社での施工事例を織り交ぜたお役立ち情報
施工事例に、設計や建築時に伝えたメリットや提案の情報を織り込むと、ブログとして成立します。施工事例は、家を視覚的に確認でき、お役立ち情報は、顧客が家を設計する時の有益な参考情報です。
例えば、省エネ基準の断熱材を使用したなら、ネタとして利用できるでしょう。省エネ基準の断熱材の場合、読者の焦点は「省エネ」のため、断熱材自体の説明に偏り過ぎないよう注意が必要です。
顧客の生の声
自社で家を建てたお客様の声は、見込み客の興味や関心が極めて高いポイントの1つであり、ブログのネタとしても有用です。口コミは、本当にこの工務店に頼んで大丈夫かと、心配を抱える見込み客へ、安心感を与え信頼感を高めます。
ブログ作成に際し、事前に顧客の了承を取ることは大前提ですが、同じ顧客側の目線から語られる生の声は、見込み客の関心を後押しできるブログのネタです。
外部メディアへの露出情報
インターネット記事や雑誌、テレビをはじめ、掲載媒体に関わらず、外部メディアに取り上げられた時は、ブログのよいネタとして利用可能です。忖度のない見解を発信できる外部メディアへの掲載は、工務店の技術やサービスの確かさや信頼性を向上させると同時に、しっかりした企業という信用にもつながります。見込み客が、問い合わせ先や依頼先を悩んでいる際の、意思決定にアプローチできます。
最新の業界ニュース
工務店で日ごろチェックしている、建築業界のニュースやトレンドのデザイン、新しい工法の紹介も、ブログネタです。新築住宅を考えている人は、流行のデザインや住み心地を向上する最新機能や施工に関心があります。感染症が流行していたころは、在宅勤務ができる間取りや機能性に注目が集まっていました。トレンドは随時更新されますが、今、最新情報を求める見込み客へ届きやすいブログネタです。
よくある質問への詳細な回答
お客様からよく聞かれる質問をピックアップし、詳細な回答をブログ記事に掲載する方法もあります。よくある質問というページを作成していても、簡潔な一問一答の形式のケースが多いです。追加で伝えたい回答がある場合や、回答内容にふくらみをもたせられるケースなど、ボリュームが期待できる際は、ブログネタに利用できます。スタッフ間で、受けた質問の共有をぜひ行ってください。
仕事への取り組み方や自社スタッフの紹介
工務店の仕事への取り組み方や自社の強みは、見込み客の関心が高いポイントであり、ブログのネタとして成立します。また、スタッフ紹介も社内の雰囲気や人柄を伝える手段として、有効です。
見込み客は、興味があっても、当初は警戒心が先立ちます。その警戒心を緩める方法が、工務店の取り組みやスタッフの紹介です。ブログネタとして使えるだけではなく、アイスブレイクにも効果的です。
参考にしてはいけない書き方やネタ

工務店のブログは、書き方やネタの選択を間違えると、心が離れる可能性があるため、注意が必要です。
- 文章が極端に短い
施工事例やメリットなどをしっかり伝えようとすると、文字数は自然に増えます。 - 内容が薄い
報告などの掲載は問題ありませんが、単体ならブログ記事にする必要はありません。付随する内容が大切です。 - 画像がない
文字のみのブログは、読み手の流出につながります。写真や説明画像は必須です。 - 専門的すぎる
読み手が求める情報は、詳細な技術や工法の説明ではありません。工法を使って得られる、顧客のメリットを書きましょう。 - 工務店と関係ない内容
社員のプライベートなど、顧客と関係のないイベントは、関心を得られません。
ブログやコラム作成はsawanにお任せください
個人ブログと異なり、企業のブログは、書き方のポイントをおさえ、顧客に届く内容の選定が肝心です。sawanが工務店様に提案するサービスには、集客に焦点をあてた記事作成サービスがあります。ブログネタにお困りの工務店様は、ぜひ当社へご相談ください。