MENU

工務店チラシ集客のポイント|デザインの作り方や集客成功のコツについても解説

工務店で集客は欠かせない販促方法であり、チラシは重要なツールです。チラシによって、工務店の特徴や、無料の見学会、リフォームの相談会の案内をし、小商圏からの集客を狙うことが可能です。この記事では、チラシをつくるメリットデメリット、効果的なつくり方のポイントをご紹介します。

目次

そもそもチラシって何?メリットデメリット

そもそもチラシって何?メリットデメリット

チラシとは「散らすもの」が語源となっており、紙に印刷し、多くの人にまき散らすことで知ってもらうという販促ツールです。チラシとはどのようなものかを知ることで、効果を最大限に活かせます。まずは。チラシのメリット、デメリットについて解説していきます。

チラシのメリット

チラシは紙なので、普段インターネットを使わない層への訴求がしやすくなります。また、手元に持っておけるので、情報を長く保管してもらえる可能性も。いざ、問い合わせてみようという時に、インターネットよりも素早く見ることができます。また、特定の地域に配布することが可能なので、ターゲットを絞った効果的な販促活動が可能です。

チラシのデメリット

チラシにはデメリットもあります。紙という性質上、他のチラシに埋もれてしまうことも。また、特定の人だけに配るのは難しいので、不要な人にも届けられてしまうという点もデメリットです。デザイン、印刷など制作に費用と時間がかかることので、早くから準備をしておく必要があります。

工務店のチラシ作成のポイント

工務店のチラシ作成のポイント

チラシと一言でいっても、ただやみくもにつくるのでは、効果は期待できません。効果的なチラシを作成するのにはポイントがあります。

何のためにチラシをつくるのかを明確に

チラシはまず、「何のためにチラシをつくるのか」を明確にすると良いです。まずは、チラシを手に取ってもらうターゲットユーザーを決めましょう。ターゲットユーザーが決まると、どのようなデザインでどのような内容を盛り込むのかが明確になります。チラシの内容は、「5W1H」を用いて考えるとよいでしょう。

<5W1Hの考え方>

  • 「When」:日時や時間
  • 「Where」:場所(住所や地図)
  • 「Who」:ターゲットのお客様
  • 「What」:告知内容
  • 「Why」:ターゲットへのメリット
  • 「How」:告知内容を利用するための方法

ターゲット層を明確にする

チラシを手に取るターゲット層を明確にすることは、とても大切なポイントです。たとえば、お子様がいるファミリー層をターゲットにするのであれば、自然素材や子育てに関する訴求やデザインが必要となります。また、バリアフリー、耐震、断熱検討する人は、定年退職のタイミングで考えている人も多いです。

客層を見極めることで、デザインや内容はもちろん、新聞折り込みがよいのか、ポスティングがよいのかなど最適な配布方法もわかってきます。

配布する地域の見極め

チラシは、配布する地域を限定できるというWEB広告にはないメリットがあります。自社のターゲットユーザーが多くいると見込まれる地域に、効果的に配布できるのです。たとえば、リフォームのチラシを新築住宅の多い地域に配布しても、効果は望めませんがある程度築年数が経った住宅街には効果があります。

地域によっても、ニーズが違うので、最適な配布地域の見極めが必要です。地域の分析は行政が公表しているデータの他に、実際に地域を歩いてみて家の外観や立地、歩いている人の年齢層などからも情報を得ることができます。高齢者が多い地域には、バリアフリーリフォームのチラシ、ファミリー層が多い地域には、子育てしやすい新築住宅や子供向けのイベントをプランニングするとよいでしょう。

ターゲット層に合ったデザインや内容

ターゲット層に合ったデザインや内容にすることも重要です。定年退職を迎えたユーザーであれば、バリアフリーや断熱性能、耐震性能などに興味をお持ちの方が多いはずです。特徴を明確に、費用面についてもわかりやすくしましょう。

また、お子様のいるご家庭では、子育てを考えた新築住宅を建てたいという方が多いです。子供の安全性を考えた素材や間取り、快適に過ごせる省エネ設計などの内容を盛り込むのがおすすめ。デザイン性も、ターゲット層に合わせましょう。内容が良くても、複数のチラシと一緒に配布された場合見てもらえない可能性もあります。お客様の目を引く、デザインを考案しましょう。

自社のホームページへの誘導も盛り込む

チラシを配布するゴールは、イベントや内容の告知ではありません。目標とすべきゴールは、お客様からの問合せやイベントの来場です。工務店、イベント会場の住所、地図、電話番号はもちろん、自社のホームページやInstagramにアクセルできるQRコードをチラシに掲載することも大切です。

工務店のチラシで集客するには?

工務店のチラシで集客するには?

工務店のチラシを効果的に配布するにはいくつかのポイントがあることがわかりました。チラシで集客するにはどのようなコツがあるのでしょうか。

相談会や見学会に案内

直接お客様の手に渡るチラシは、いきなり商品を売り込むよりも、まずは相談会や見学会にご案内する方が、お客様が反応しやすいです。相談会や見学会などのイベントも、ターゲットに合わせたコンテンツを盛り込むことで、チラシの反響は大きく変わります。会場の案内はもちろん、お客様が出かけてみようと思えるイベントの企画を考えましょう。

デザイン性よりわくわく感を大切に

チラシには、つい力が入り施工事例や写真、会社の世界観などデザイン性を盛り込みたくなるのではないでしょうか。でも、チラシでお客様の心をつかむためには、わくわく感が大切です。「見学会に参加すると、プレゼントがもらえる」「ビンゴ大会がある」「親子で参加できるワークショップがある」など、お客様が参加するとこんなメリットがあるということを、意識的に取り入れましょう。

明確に次のアクションへ誘導する

工務店のチラシを見たお客様がその後に何をするべきなのか明確にわかるように誘導しましょう。見学会や相談会の来場なのか、無料の資料請求なのか、住宅の勉強会なのか。次のアクションはチラシの内容によって、異なるものになるはずです。また、次のアクションは1~2個ほどと、シンプルにする方がお客様は迷いません。明確に次のアクションへ誘導し、集客しましょう。

SNSへの誘導も盛り込む

InstagramなどのSNSはホームページの入口や最新の情報を投稿するツールです。配信し続けることは、新規顧客の目に留まり、認知度が上がり集客に効果があります。チラシにもSNS誘導も盛り込むようにしましょう。QRコードを掲載すると便利になります。

チラシの配布方法

チラシの配布方法

作成した工務店のチラシはどのように配布すればよいのでしょうか。配布方法も考慮することで、効果的な集客につながります。

新聞折り込み

チラシの配布方法のひとつに新聞折り込みがあります。販売店に直接持っていく方法と、広告代理店に依頼する方法があります。どちらを選ぶのかは、予算やターゲットにもよりますが、大量のチラシを配布する場合は、広告代理店に依頼しましょう。ただし、若い人は新聞を読まない傾向にあります。若い人やファミリー層ではなく、高齢者向けのチラシを配布するには、効果があると考えましょう。

ポスティング

ポスティングもチラシ配布の方法のひとつです。ポスティング専門の会社に依頼するか自社で配布する場合もあります。ポスティングは比較的安価で、配布ができるので、配布予定枚数が少ない場合や、予算がない時にはおすすめです。

フリーペーパーなどへの掲載

チラシをフリーペーパーに掲載する方法もあります。フリーペーパーが発行されるタイミングで配布することになるので、イベントなどの案内チラシの場合は、スケジュールをしっかり考えて掲載する必要があります。フリーペーパーは、メディア自体に愛読者がいることが多く、地域の方々に受け入れられやすい配布方法です。

チラシはどこに依頼する?

チラシはどこに依頼する?

チラシのデザインは、自社でも作成可能です。ただし、デザインに自信がなかったり、掲載のコツがわからなかったりすると、時間や手間がかかってしまいます。また、せっかくつくっても思うような仕上がりにならないことも。チラシは実績のあるデザイン会社にお願いするのもおすすめです。とくに、多くの量を配る場合はデザイン会社に依頼するのがよいです。印刷まで一括で依頼できる会社もあるので、手間がかかりません。

チラシフライヤーのサイズ選びのポイント

チラシフライヤーのサイズ選びのポイント

工務店のチラシのサイズはどのようなものが適しているのでしょうか。新聞折り込みサイズにするのであれば、B4サイズが向いています。要点がしっかり伝わるように、デザインに工夫が必要となります。多くの商品や情報を掲載したい場合はB3サイズもおすすめです。お客様に直接配布するチラシの場合は、持ち帰りやすく、保管しやすいA4サイズもおすすめ。また、紙質もポイントになります。写真を掲載するのには、光沢紙が向いています。チラシに掲載する内容を考えて、紙の種類も選びましょう。

自社の強みをアピールできるチラシで集客を|まとめ

自社の強みをアピールできるチラシで集客を|まとめ

工務店のチラシについて、集客に効果的なつくり方や配布方法をご紹介しました。チラシは、マーケティングでも重要な施策です。ただし、費用もかかるため、予算を考えて費用対効果もしっかりと分析した上で施策していきましょう。

まずは、自社のアピールや訴求したいこと、ゴールを決めることが大切です。この記事を参考にしていただけるとうれしいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次